てぃーだブログ › 嫌なことに負けないぞ › コミュニケーション › アサーティブな表現方法1

2008年10月06日

アサーティブな表現方法1

(独学での私的意見の為、あらかじめご了承下さい)
『アサーションとは、自分と相手の両方を大切にした、率直で誠実なコミュニケーションです』っと言われても、??具体的には何だろう・どうすれば良いんだろうと思いました。

アサーションの理論では、大まかにコミュニケーションのタイプを3タイプに別けている。
1:アグレッシブ(攻撃的)自分のことを中心に考え相手のことは全く考慮しないやり方。
2:ノンアサーティブ(非主張的)自分の考えを押し殺して相手に合わせるやり方。
3:アサーティブ(自己表現的)自分の気持ちや考えを相手に伝えるが相手のことも配慮するやり方。

1:アグレッシブ(攻撃的)のデメリット 例えば失敗した人に対して、理由や言い分など聞く余地もなく頭ごなしに叱責/怒鳴る/威圧的態度で、相手を自分の思い通りに操作しようとする。相手は失敗の問題解決策に行く前に、不愉快・落込みなどで嫌な気持ちになってしまう。
2:ノンアサーティブ(非主張的)のデメリット 例えばいつも友人や家族に雑用を頼まれて、忙しくて辛いのにはっきり断れず引き受けてしまった場合、自分にも相手にも率直で無い為、後々いっぱい・いっぱいになった場合、「無理してやってあげた」と思ったり、「人の気持ちも知らないで・・」など不満が出てくる場合がある。

3:アサーティブ(自己表現的)に行った場合のメリット 自分の本来の気持ち・考え・信念を相手に正直・率直に伝える。
伝え方も穏やかに解り易い表現方法で、私は◎◎と思うので◇◇出来るや◇◇出来ないと正直に話す。ただ相手が、自分の考えを受け入れできない場合は、お互いの意見交換をして、歩み寄れるようにコミュニケーションをとる。良い意味でのお互いの妥協点を話し合って、実際の方法を決める為、どちらか一方だけが、我慢するという事は無いスキル。

わざわざ言われなくても当然のことのようだが、実際の場面で表現が出来るかは、意識するかしないかで大きく異なると思う。
特に女性は、小さい頃から『女の子は人の言う事を素直に聞く子が良い子だ』としつけをされている場合が多い?。(もしかしたら今は、男女差はあまり無いかも?)。ただ小さい頃から自分の意見を聞いてもらえる事が少ない場合、大人になってアサーティブ(自己表現的)を意識しても、実際に言葉で表現する事は難しいと思う。特に日本人のコミュニケーションは【はっきり言わなくても解ってあげる】のが、良いコミュニケーションと思われている。自己犠牲が良い事のだと言うピア・プレッシャーは現在も無言の圧力として感じる。言わぬは金と教えられているような雰囲気も多いような気がする。

元々自己表現をする場所も自己表現のスキルを教えてくれる場所も少ないと思う。学校でさえ積極的に自己表現する子は、わがままだとか、KY(空気読めない)だとか、変人扱いが一般的であろうと思える。では自宅では出来ているか?。出来ている家庭は少ないと思う。子どもは大人の言うことを、素直に聞くのが【良い子】だと教えられているのが一般的だろう。では、どこで自己表現をして、それを一旦受け入れてもらえて、相手も自分も同じように大切な存在だと思えるようなコミュニケーションはどこにあるだろう。たとえ10歳前後の子供であっても、大人として相手(子供)も自分も同じように大切な存在だと尊重できているだろうか?。

アサーションは簡単なようで、正しく理解し、正しく実施するのは難しい事かも知れ無い。実際に行動する為には、もっと勉強する必要があるだろう。ただ何も知らないより、意識するだけで少しでも良い結果が出せればと思う日々です。
残りは、後日に続く、はず・・たぶん。。。。今は難しい事なので、もっと消化吸収できた時点で、続きは記録したいと思います。
ここまで読んで頂きありがとうございます。しつこいようですが、独学での私的意見の為、あらかじめご了承下さい。



同じカテゴリー(コミュニケーション)の記事
言葉のトゲの抜き方
言葉のトゲの抜き方(2008-09-16 02:51)


Posted by ちょいな母 at 22:13│Comments(4)コミュニケーション
この記事へのコメント
もし…



男子高校生が

「スネ毛なくしたい!」

なんて言ったら、どうします?



…我が家は一応「3」のようです。



息子の足…ツルツルです。
Posted by ゆきち at 2008年10月07日 12:29
ゆきちさん、さすがです。
3って簡単そうで、意外に一番難しいです。
自分の価値観を押し付け無い忍耐と、相手の意見もOKと認め行動を任せる信頼が、合ってこそ3ができると思います。
【すね毛そり】私なら面白そうなので、二枚刃か三枚刃か、又は脱毛クリームかどれがいいか、息子で試そうとするかなぁ~。

私が、思い付くことを薦めて、だいたい息子と夫に、即却下されますね~!。
強制はしないので、それもアサーティブな方法かな?。
もっと勉強しますね~。
Posted by えじそんの母 at 2008年10月07日 23:29
こんにちは♪

えじそんの母さんの記事は、すごく勉強になります。

10代はバリバリのアグレッシブで通し
20代は、アグレッシブとノンアサーティブと半々で
今は、ノンアサーティブとアサーティブを使い分けてる感じです。

歳と共に段階があるのかしら。。。
Posted by かなさかなさ at 2008年10月10日 16:04
>かなささん、こちらこそ、こんにちは♪。
コメントありがとうございます。

【歳と共に段階があるのか。。。】は私も疑問を持ちましたが、答え解りません。
これからも、何かお気づきこと有りましたらコメントよろしくお願いします。
Posted by えじそんの母 at 2008年10月12日 12:16
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。