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2009年03月24日

ADHDにはLD(学習障害)が併発…

続き、新版 ADHDのび太・ジャイアン症候群 医学博士 司馬理英子を読んで、私的な感想3(独断と偏見です)

私の??の疑問が、納得に変わった、その3

著書一部【ADHDにはLDが併発していることが多い点にも気をつけなければなりません。LDでは全般的な知的能力に比較して、本を読むこと、または字を書くことが極端に苦手、あるいは算数の能力に大きな落ち込みがあるというように、ある種類の学力がほかの学力にくらべて著しく劣っています。このため特別な配慮をして教え方を工夫していかなければ、全般的な学力の発達が妨げられます。…中略
計算問題ができないといっても、ADHDの子どもの場合には、集中力が持続しないために起きます。単純に言えばADHDでは静かな環境で1対1で学習したり、できたらごほうびをあげるというようにうまく動機づけしたりして抑制にかかわる脳領域を刺激してあげれば、やる気が起き集中して能力を発揮することができます。けれども、算数障害というLDを持っている子どもではそのような工夫だけではあまり効果がありません。算数の概念の教え方そのものをいろいろと工夫することが必要になります。後略~】

我が家の息子との歩みは、逆にLD:学習障害へのサポート

から始まりました(5年前はADHDも全く知らず)

学習障害の概念や対処方法を書いてある本を方端から読んで、息子にあった方法を探すのに必死になっていました

仕事から帰宅後、夜遅く迄ものすごい努力を重ねたおかげで、ある程度の効果はあがりました

が、効果はすぐに頭打ちになり。当初の取り組みは、LDへの対処方法だけで、息子の特性など知らずに、素手のままがむしゃらにエベレストに挑んでいるようなもので、親子共々疲労困憊する毎日

そのままで終わらなかったのは、私自身も先天性両股関節脱臼の特性を持ちながら生きてきたので、『どうしたらできるか』『どのようにやればできるか』を、考えるのが当たり前だったことが、幸いしました

アンテナを張り巡らし、ADHDにたどり着き、ADHDを理解すればする程、ウチアタイして反省する私

LDとADHDへの対応を併用し始めて、最初に楽になったのは、私。毎日夜遅くまで、かかっていた勉強が、あっという間で終わり

息子スイッチの押し方も、試行錯誤しながら見つかるし、日に日に息子の笑顔が増えていき、時々は、息子自らでやり終えてたり

疑問を持たず視野が狭くそのままだったらと考えるだけで、怖くなります。出会いに感謝です


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Posted by ちょいな母 at 20:37│Comments(0)発達障害
 
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