2008年09月27日
心を追いつめないために
ADHD症状を抑える授業力!~特別支援教育の基本スキル~を読んで。
【心を追いつめないために】の平山論氏のページを読んで、言葉で言い表せないほど、衝撃を受けた。初めて読んだ日から数年立つも、未だに適切な言葉が、見つからない。
現在も何かで悩み始めた時、いつでもそのページを読む。すると、「悩むより今のやり方でいいんだよ」と、言われているようでとても安心感とこのままやっていけると勇気をもらえる。あいまいな集団行動(なんとなく皆がやるだろうと無言で期待された行動)や初めての事柄(初めての場所・未知の行事・終了時間があいまいな行事)などの一定の行動以外は、賢く見える為、「しつけがなってない」・「甘やかしている」と無言のプレッシャーは現在もある。
それにめげること無く、ただただ息子の成長を信じてやっていける、私自信の心も追いつめないための最重要ポイントだと思う。この概念は、子供も親も両方とも笑顔でいられるし、息子へ実践して発達を促すのに最大の効果と最速の結果を出している。
【心を追いつめるとは、子どもに安心・満足・希望を与えずに、不安・寂しさ・否定・拒否を与え子どもの自尊感情を低下させた状態を言う。不安を覚え、人との関係を築くことに自信を失った子どもは、自分の心(脳)を守るかの様に、逃避・抑圧・解離・反抗・攻撃などの世界に入っていく可能性がある。アスペルガー症候群や高機能自閉症の子どもは、その特性からもともと不安傾向が強く、さらに追いつめられやすい状態だと言える。もちろん、不安傾向が強いために、勉強やスポーツで勝ちたいと感じる子供も多く、トップクラスの成績をとる子どもも多いものである。不適応に向かう子どもと向かわない子どもとの差は、プライドを持っているかもっていないかの差だと考えられる。心を追いつめて、プライドを損なわないようにしたい。】と本から引用いたしました。
過去の自分自身の学生生活や現在の息子を通しての教育現場の実態として、否定的叱責・否定的指導・否定的禁止など、有り勝ちな事は十分理解しているし、実際に勉強するまでは、私達夫婦も良く使っていた、謝ったスキルだと反省しました。
二度と謝ったスキルに戻る事は無いと実感しています。それくらい心を追いつめないためにのスキルは効果が最良です。
自尊感情を簡単に説明すると、自身過剰ではなくて自分を大切に思う気持ちで自分の短所も長所も全て含めて認めている事。
だったと思う、以前受けた高山恵子氏の講演で勉強した概念です。
↓続きからは、(私的な理解と実践後の見解の為、あらかじめご了承ください)
【心を追いつめないために】の平山論氏のページを読んで、言葉で言い表せないほど、衝撃を受けた。初めて読んだ日から数年立つも、未だに適切な言葉が、見つからない。
現在も何かで悩み始めた時、いつでもそのページを読む。すると、「悩むより今のやり方でいいんだよ」と、言われているようでとても安心感とこのままやっていけると勇気をもらえる。あいまいな集団行動(なんとなく皆がやるだろうと無言で期待された行動)や初めての事柄(初めての場所・未知の行事・終了時間があいまいな行事)などの一定の行動以外は、賢く見える為、「しつけがなってない」・「甘やかしている」と無言のプレッシャーは現在もある。
それにめげること無く、ただただ息子の成長を信じてやっていける、私自信の心も追いつめないための最重要ポイントだと思う。この概念は、子供も親も両方とも笑顔でいられるし、息子へ実践して発達を促すのに最大の効果と最速の結果を出している。
【心を追いつめるとは、子どもに安心・満足・希望を与えずに、不安・寂しさ・否定・拒否を与え子どもの自尊感情を低下させた状態を言う。不安を覚え、人との関係を築くことに自信を失った子どもは、自分の心(脳)を守るかの様に、逃避・抑圧・解離・反抗・攻撃などの世界に入っていく可能性がある。アスペルガー症候群や高機能自閉症の子どもは、その特性からもともと不安傾向が強く、さらに追いつめられやすい状態だと言える。もちろん、不安傾向が強いために、勉強やスポーツで勝ちたいと感じる子供も多く、トップクラスの成績をとる子どもも多いものである。不適応に向かう子どもと向かわない子どもとの差は、プライドを持っているかもっていないかの差だと考えられる。心を追いつめて、プライドを損なわないようにしたい。】と本から引用いたしました。
過去の自分自身の学生生活や現在の息子を通しての教育現場の実態として、否定的叱責・否定的指導・否定的禁止など、有り勝ちな事は十分理解しているし、実際に勉強するまでは、私達夫婦も良く使っていた、謝ったスキルだと反省しました。
二度と謝ったスキルに戻る事は無いと実感しています。それくらい心を追いつめないためにのスキルは効果が最良です。
自尊感情を簡単に説明すると、自身過剰ではなくて自分を大切に思う気持ちで自分の短所も長所も全て含めて認めている事。
だったと思う、以前受けた高山恵子氏の講演で勉強した概念です。
↓続きからは、(私的な理解と実践後の見解の為、あらかじめご了承ください)
現在の教育?・しつけ?でよく使いがちなスキルが、叱責・注意・禁止・否定などネガティブな働きかけだと思う。
子供に使った場合、その場の効果が大きく、また即反応する為、つい何度も使い勝ちだが教育効果は無いと思う。
恐怖による反応をさせて、パブロフの犬のネガティブ版の行動記憶だけさせているのではないだろうか。
例1:「おしゃべりするな!」・「はしるな!」など子供がしている行動を禁止・否定・注意する叱責なら、考える事無く楽に言える
楽に言える割には、速攻性や反応性の効果が大きく見た目、直ぐ効果が出ていると誤解されている。
実際は、なぜいけないか・やって欲しい事は本当は何かなど、理解されず何度も同じ事を繰り返す。
大人でも同じ事で、上司など立場上、逆らえない人から過度な叱責・注意・禁止・否定をされれば自尊感情は最低で、心は理解していなくても、言われた行動だけはやっていると成るはず。それを、10歳前後の子どもにやって何が身に付くのか、チョット想像すればだれでもわかると思われるけど。。。実際の学校現場で行われた場合、その場の権限は全て行う側にある為、最悪は二次障害で将来の人生まで駄目にするほど危険である。親が行う場合は、もっと最悪で心の拠り所も無く、親自身も追いつめられて、最悪な事態が何度新聞を賑わしていることだろう。心が痛む事だが、一歩間違えば行く先はそこになってしまうのだろうか?。そうならない為の簡単で誰でも今すぐ出来る概念が、【心を追いつめないために】だった。
スキル1:やるべき事を言って肯定的に注意する『黙って本を読みましょう』や『静かに歩きましょう』など。
◎◎するな!に成れていた場合、最初は一旦肯定的に直して言うと作業がある為、冷静になれるメリットもある。
スキル2:「◇◇と思うけど、どう思う」など、一旦考えさせて、答えさせる。
「どうする?」と穏やかな声で安心させて、自分の行動を認識させると次回やりそうに成った時自分で止める。
スキル3:子供なので自分の感情を上手く表現出来ない場合は例題を幾つか言って選択させる。
気持ちが言えずに注意を引く為の道具として問題行動をやっている場合は、気持ちを言えるだけでしなくなる。
スキル4:一旦子供の言い分を、受止めて、違う考えもある事を教える。
独特な思考パターンを持っている為、悪気がある訳では無いので、どこが違うが説明すれば次回からしなくなる。
スキル5:生命にかかわる場合だけは、否定・禁止などで即時行動を止める最終兵器にとっておく。
今動けば生命に危険が及ぶ時だけ使い、命拾いしたことが何度かある。本当に最終兵器にする為頻繁に使わない。
願うのは、チョット工夫して肯定的に言えることは、言ってみる事で、親も子供も笑顔で毎日暮らせるし子供の成長する力が、最大限に引き出せる。ぜひ全ての教育現場で行って欲しいと切望する。
以上重い内容ですが、今後も忘れない様にと記録しました。いろいろある困難と自分の弱気に負けないぞ!!。
子供に使った場合、その場の効果が大きく、また即反応する為、つい何度も使い勝ちだが教育効果は無いと思う。
恐怖による反応をさせて、パブロフの犬のネガティブ版の行動記憶だけさせているのではないだろうか。
例1:「おしゃべりするな!」・「はしるな!」など子供がしている行動を禁止・否定・注意する叱責なら、考える事無く楽に言える
楽に言える割には、速攻性や反応性の効果が大きく見た目、直ぐ効果が出ていると誤解されている。
実際は、なぜいけないか・やって欲しい事は本当は何かなど、理解されず何度も同じ事を繰り返す。
大人でも同じ事で、上司など立場上、逆らえない人から過度な叱責・注意・禁止・否定をされれば自尊感情は最低で、心は理解していなくても、言われた行動だけはやっていると成るはず。それを、10歳前後の子どもにやって何が身に付くのか、チョット想像すればだれでもわかると思われるけど。。。実際の学校現場で行われた場合、その場の権限は全て行う側にある為、最悪は二次障害で将来の人生まで駄目にするほど危険である。親が行う場合は、もっと最悪で心の拠り所も無く、親自身も追いつめられて、最悪な事態が何度新聞を賑わしていることだろう。心が痛む事だが、一歩間違えば行く先はそこになってしまうのだろうか?。そうならない為の簡単で誰でも今すぐ出来る概念が、【心を追いつめないために】だった。
スキル1:やるべき事を言って肯定的に注意する『黙って本を読みましょう』や『静かに歩きましょう』など。
◎◎するな!に成れていた場合、最初は一旦肯定的に直して言うと作業がある為、冷静になれるメリットもある。
スキル2:「◇◇と思うけど、どう思う」など、一旦考えさせて、答えさせる。
「どうする?」と穏やかな声で安心させて、自分の行動を認識させると次回やりそうに成った時自分で止める。
スキル3:子供なので自分の感情を上手く表現出来ない場合は例題を幾つか言って選択させる。
気持ちが言えずに注意を引く為の道具として問題行動をやっている場合は、気持ちを言えるだけでしなくなる。
スキル4:一旦子供の言い分を、受止めて、違う考えもある事を教える。
独特な思考パターンを持っている為、悪気がある訳では無いので、どこが違うが説明すれば次回からしなくなる。
スキル5:生命にかかわる場合だけは、否定・禁止などで即時行動を止める最終兵器にとっておく。
今動けば生命に危険が及ぶ時だけ使い、命拾いしたことが何度かある。本当に最終兵器にする為頻繁に使わない。
願うのは、チョット工夫して肯定的に言えることは、言ってみる事で、親も子供も笑顔で毎日暮らせるし子供の成長する力が、最大限に引き出せる。ぜひ全ての教育現場で行って欲しいと切望する。
以上重い内容ですが、今後も忘れない様にと記録しました。いろいろある困難と自分の弱気に負けないぞ!!。
Posted by ちょいな母 at 22:22│Comments(0)
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