てぃーだブログ › 嫌なことに負けないぞ › 学校 › 発達障害児と学校

2008年07月18日

発達障害児と学校

アスペっ子の息子は、進級した3ヶ月は不安の為、独特なこだわり行動が強くでる。
その行動は、同じ集団行動を強要される教室でかなり浮くし、【皆と同じを良し】とする場合、
かなり迷惑だろう。私でさえアスペの事を理解するまでは、授業参観に行く度に、
何度もその場でメーゴーサーしよう(プンプン)と、思った事か、数知れない。

授業参観後、自宅でガミガミ怒られるのも毎回のパターンだった。
ガミガミする私に、夫が言った『そんなにひどいはず無いよ。怒りすぎ、もう終わって!。』
実際の状況を見てもらおうと、授業参観を代わってもらった。
帰宅後の夫も息子に思わずガミガミ。そして、『ごめん、君の気持ち・かなり解ったよ。』

発達障害児支援法が出来て数年経過だが、現場の先生方への周知徹底は薄い。
友人に小、中、高の先生がいるが、発達障害児支援法の名前だけ知っている場合がほとんどだ。
ころころ変る政府の指導要項や指導概念に振回され、現場事務の書類提出の多忙さに疲れきっている。
本来なら人間の教育は、数字で表せないはずだが、現状の教師達は、数字で全て管理されているようだ。
本読み数、テスト平均点、授業達成度(○パーセント)、教科毎の授業進行数など全て数字管理。
キチキチで、生徒と触合う時間が少なく寂しい思いをしているのも現場の先生方だと思う。
手間や時間を、かけて指導しても、提出する数字的には努力数は見えなくて先生の管理能力不足と評価されてしまう。
それを、言葉に出す友人は一人もいないが、雰囲気で大変そうなのが良く解る。
全体の達成度や達成期日、達成時間の関係で、発達障害児童は、かなり迷惑な存在だと理解できる。
理解は出来るが、排除する様な迷惑扱いは、受け入れられないのが、本音です。

以前『こだわりにこだわらない』の講演:東京の特別支援学校の妹尾豊広先生の講演会行きました。
特別支援学校では、実際の現場に支援法の概念や実際の対処法など周知されているようだった。
少ない生徒数で、先生方の連携プレイは当たり前との話もあったので、複雑な気持ちだった。
今、義務で行かせている学校は、私の間違った選択で行かせているのでは・・?????。
現在は軽度発達障害のボーダー児は、特別支援学校に入学できないらしいけど・・通常校では、浮くし;;;;;;。

★自宅で何とかやるしかないのが、実際の現状だと思い知らさせる日々です。
 教科課程を取って無くても、自学で教師みたいな日々に疲れ気味な時期もあった。
 十年後の息子の事を、思って最近は少し慣れてきたかなぁ~。
 本音は、本職のプロフェッショナルに指導してもらいたい。
 特性があるから塾を探すも、かなり難しいかもね
 母は、ネガティブな気持ちに負けないぞ~。





同じカテゴリー(学校)の記事
先入観の有無により
先入観の有無により(2008-11-24 07:00)

三つ言葉で褒めて
三つ言葉で褒めて(2008-10-23 01:06)

二者面談で・・
二者面談で・・(2008-07-18 00:33)


Posted by ちょいな母 at 20:25│Comments(7)学校
この記事へのコメント
はじめまして。今は違うのですが、以前不登校の児童、生徒がくる施設にいたことがある、いおです。発達障害についてはカウンセラーの資格を取るときに少し文字では学んだことがあります。以前いた施設にもアスペルガーの子がきたこともありましたが、学校の理解についてはいろいろ言いたいことがありました。とにかく考えることがいろいろありました。保護者の方の不安や負担。ゆとりのない学校。連携の悪い行政・・・などなど。すいません、一体何が言いたいのかよくわんなくなってきましたが、私が言いたいのは、えじそんの母さんにエールです。大変、という言葉で簡単にくくれるようなものではない日常だと思います。余計なこととは思いますが、えじそんの母さん、体調には気をつけてください。心身のバランスをとってください。
Posted by いおいお at 2008年07月18日 20:55
>いお さん。
こちらこそ、はじめまして。
私も、本当にいろいろ有りすぎて、重い内容の為、夫以外は、身内に話せない状況です。
かなりボーダーな息子は、学校などの集団以外では、普通に見えて解り難いです。
身内に言っても、誤解され辛くなるばかりと、判断して夫婦だけで今はやって行こうと決めてます。。
学校は、1人の先生に40名の児童で、担任は、かなり無理をなさっていると、思います。
子供へ、熱い思いのある先生ほど、自分の睡眠時間を削って、頑張っているのも知ってます。
誰かが、悪い訳で無く・・・。
と解決方法は、やっぱり親が頑張るしか・・と、
【ニワトリと玉子どちらが先】状態ですね。
心がパンクしないよう
勝手に、ブログでガス抜きしてます。

★暖かいエール、心からありがとうございます。
m(_ _)m★謝謝
Posted by えじそんの母 at 2008年07月19日 00:10
ブログでガス抜きはいい考えですね。私の浅い経験からですが、不満や愚痴はためててもあまりいいことはないようですから・・・。下手にためると利息がついたりしてね。とにかく、ひとりじゃなくて、夫婦で問題と向き合っていらっしゃるということで安心しました。、、、それと蛇足ですが、「頑張る」というのはいい言葉と思いがちですが、人を追い詰めることもあるようです。だから、「いいかげん」という言葉を覚えとくといいらしいです。
Posted by いお at 2008年07月19日 10:08
いおさん。
【いいかげん】ですね。心して【過ぎない】よう加減します。暖かい励まし
(^O^)ありがとうございます。

去年は、黙って悲しみや疲労感をため過ぎて、利息を払い終わるまで、体調不良で大変でした。

それでもやはり、集団行動が苦手な息子なので・・・
本来は、怠け者の私ですが、自分で自分を、追い込まなければ、
【親の限界が子供の限界】に、なってしまいそうです。

早めに勉強を教えてくれるプロフェッショナルを、探さなければ・・・。
あ・れっ?と、やっぱり頑張る母なのでです♪ えへへ。
Posted by えじそんの母 at 2008年07月19日 10:57
「頑張る」も原動力なんですね。なるほど。少しおせっかいでしたね。
これまで、えじそんの母さんは、ひとやまもふたやまも越えてきたんでしょうね。私のような若造の出る幕ではなかったですね。あはは。
・・・勉強を教えてくれるぷろ・・・家庭教師のことでしょうか?いい人が見つかるといいですね。
Posted by いお at 2008年07月19日 19:36
いおさん。
コメント全然可笑しくないですよ。
かえって嬉しいし、勇気も湧いてきます。
特別支援教育に、関心を持ってくれる人々が、ひとりでも増えて行くことが最大の願いですよ~。

だからといって、特別何かを、して欲しい訳でなく、

【変わり者でも生きてて良いですかぁ~】と叫んだら

あちこちから
【良いですよ~、みんなの地球ですから~】
と、受け入れられるようにしたいだけなんです。
やっぱり頑張る母です。えへへ。
Posted by えじそんの母 at 2008年07月20日 12:34
【変わり者でも生きてて良いですかぁ~】と叫んだら

あちこちから
【良いですよ~、みんなの地球ですから~】

いいですねぇー。普通にそういう状況になるといいですねぇー。
でも、沖縄は比較的その状況に近いのでは?

大学の4年間沖縄にいた人間としてはそう感じてます。語弊があるかもしれませんが、「あほがあほでいられる」ところだと思いました。だから、アホな私はとことんあほでいられて楽でした。地元にいてはそうならなかったなーと、、、実はそういう思いはあとからわいてきたものでした。沖縄の懐の深さに感謝してます。さらにいうなら、「ホテルハイビスカス」という映画をレンタルで見て、あほがあほでいられることのすごさを痛感したのでした。
Posted by いおいお at 2008年07月20日 18:46
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。