てぃーだブログ › 嫌なことに負けないぞ › いじめ › いじめについて

2008年08月25日

いじめについて


★8月23日(土)に
「スクールソーシャルワーク」って何?~学校における新たな支援システム~の講座を、終えて一番目に心に残った事。
◆1:【いじめの定義】
・子どもが一定の人間関係のある者から心理的・物理的攻撃を受けたことにより、精神的苦痛を感じているもの
・いじめの特徴は、把握しにくいということ。
大人の目の届かないところで潜在化する。
a:被害者が固定化
b:被害者の意思に関係なくその関係が継続。
c:被害者が身体的・心理的苦痛を感じている。

◆2いじめの現状
・年々増えている。
a:冷やかし、からかい
b:言葉での脅し
c:暴力を振るう
d:無視する
e:持ち物を隠す
など多数ある

★私的に一番重要だと思った事。
◆いじめの構造
真ん中に被害者・加害者がいて。観衆がいて、さらに傍観者がいる。

いじめがひどくなるのは、観衆と傍観者達が、何もせず黙っているか、又は面白いから・退屈だからとはやし立てる場合に、エスカレートする。

いじめのエスカレートを、止める為には
★観衆や傍観者の気持ちが大切。
誰かひとりでも一言【止めて!。おかしいんじゃないか?】と言うだけで抑止作用となる。
一番やっていけないのは、観衆や傍観者たちが、自分には関係ないと、黙っていること。
加害者へ無言のメッセージ【いじめを続けて良いですよ】と、いじめに荷担している。
又、黙っているから、実際に手を出していないと、罪悪感も無い。
無言の観衆や傍観者のままでいる間は、いじめの連鎖はずっと止まらない。

エンドレスな状況が、現実に子ども達や大人の世界でも続いている。

生き残れるのは、強く自己主張出来る者か、被害者に成らないように、加害者側にいつも付くよう行動するしか無い。

そんな連鎖を断ち切るには、どんなひとにも基本的人権があると、他者を大切に思う人権意識を強く発信する世の中になることが、一番大切な事だと思った。

沖縄は、比較的そんな雰囲気が、一般的に有ったはずなのになぁ・・・・。

よく解らないけど、ちむぐくるより、経済的豊さや物質的豊さ優先主義じぁないかな?
自分の辛さを、自分より弱い者で鬱憤晴らしするしか無いようだけど、弱い者が全員いなくなった場合、どうするのだろう??。


同じカテゴリー(いじめ)の記事
発達障害児といじめ
発達障害児といじめ(2008-08-01 22:57)

生かされて
生かされて(2008-06-22 23:25)

ゆるせる心
ゆるせる心(2008-06-17 21:58)

支えられて
支えられて(2008-06-12 23:40)


Posted by ちょいな母 at 19:59│Comments(2)いじめ
この記事へのコメント
えじそんの母さま

初めまして、ジョウゲンと申します。

沖縄国際大学の事務局広報課の職員です。

公開講座を受講いただきありがとうございます。

「スクールソーシャルワーク」は、まだまだ始まったばかり。

カウンセラーや臨床心理士、そしてスクールソーシャルワーカーの連携で、学校が、子供たちが、よりより関係を築いていけるようになってくれればなぁと思うこの頃です。

次回の講座のご参加もお待ちしております。
ありがとうございます。

今後ともよろしくお願いいたします。
Posted by ジョウゲン at 2008年08月25日 22:20
>ジョウゲンさま、こちらこそ、公開講座で勉強させて頂き、ありがとうございます。
「スクールソーシャルワーク」について勉強する事で、新たな道も見えてきました。勉強の機会を広く募って頂きありがとうございます。
★「スクールソーシャルワーク」は、子供達を、取り巻く全ての皆様方に是非とも必要だと、大きなメッセージ性を感じました。
Posted by えじそんの母 at 2008年08月26日 22:53
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。