ことばのちから!?
言葉の表面の意味にこだわる息子との生活で役に立っている本への感想を、私的に紹介します(あくまでも私的考察と実感です)
【「たった一言」の心理術 いざというときに困らない「言葉の対応術」 多湖輝 三笠書房 知的生きかた文庫
「たった一言」の力ーいつの間にか「イエス」と言わせる法
「やりなさい」「やってください」「やろう」を使い分ける
次の三つの呼びかけのうち、あなたはどれがもっとも受け入れやすいだろうか。
1:宿題をやりなさい。
2:宿題をやってください。
3:宿題をやろう。
おそらく、大部分の人が3:と答えたにちがいない。
では、なぜ…本文後略】
と、一番気になるところで…にしましたが、大多数の方々も大まかには理由が分かっていると思います。
少しネタばれすると…
1:は、言っている本人は外側で何もしないが、相手だけを叱咤激励し動かそうと受け取れる言葉。
2:は、言ってる本人はやらないが、相手だけやってもらいたいと哀願的な言葉。
3:は、同じ目線で宿題に取り組もうと、同志的連帯感を持った言葉。
私的な使い方は
「そろそろ宿題をやろうか?」と投げかけて、「母さんも○○を、がんばろう!」や「さあ、一緒に分担作戦でがんばろう」
実際に宿題を頑張るのは息子で、私は食事作りか洗濯たたみかお茶碗洗いなど、必然である家事を、同じ時間帯にやるだけなんだけど…
意外な事に、ぶちぶち言いながら、宿題を頑張る息子です。
息子だけでは分からない問題だった時に『母さん、ちょっと来て』の声がかかりますが。
小6になれば、私から教える事が難しいので、調べるヒントか。問題を、声に出して三回読んでもらうだけで息子が自らひらめく様子です。
他にも目から鱗の内容です。続く
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