ADHD脳科学活用スキル

ちょいな母

2008年08月23日 02:29

ADHD症状を抑える授業力を読んでの第2回目。★独断と偏見で、覚えて日常的に役立てたい重要箇所!

ADHDは、障害である。障害の特性を知れば、その子にあった指導が出来る。
教師の感情や、一般的やり方など、ほとんど役立たない。
脳科学から障害の特性を知れば、自然と教え方の形態は変わる。
【多動や周りより作業動作が遅い意味】
ADHD児は、よく動くが、暗黙の了解の基に行動するのは困難である。多くの教師は、これをいちいち叱責で直そうとする。
脳科学的に理解すれば、多動や不器用を、叱る指導が間違いだと気付くはず。
ADHD児は、脳内のドーパミンが、上手く流れ難い。ドーパミンを流す助けの為、多動と言われる程よく動く。生命反応を助ける運動を、叱責され続ければ、誰でもやる気が無くなり、そこにいる存在価値も無いと思い込む。10才前後の子共には、誤った指導方法だ。適切な叱り方を学ぶ必要がある。

★過去のほんの1例、息子が小2の時:水泳の後、水着の片付けが、みんなより遅かった。

先生が指導の為、かけた言葉。
[これは、誰が片付けるの?]怒り
『えっ、先生が片付たかったら、片付けても言いよ~』
先生、ぷちっと切れたかも?。
[なんで、先生が片付けるわけ、捨てるよ]
『??(あれっ、誰が・・て言うから、思ったまま、言ったら、で~じ怒っている、意味解らんけど怖い、恐怖。なんて答えれば良かったの?、身体も頭も固まって動けない)』
無言で片付け無い息子を見て、更に怒鳴る。
[片付け出来ないの、先生がもらうから]
『??(意味解らんけど、怖いし、怒っているし、言葉は【もらう】って言ったし、逆らえないから)僕は、先生が【もらって】も良いよ』
[(なんて子なんだ!、きっと親のしつけが、なってない)家庭訪問の時、お母さんに言うからねっ、早く片付けなさい]
『(今片付けなさいって聞こえたかな)片付けるの?』
[さっきから、それを言ってるんだよ。もう~]
『(なんだ片付けるんだね、解って良かった)うん、片付けるね、ごめんなさい。』
こんな遠回しの指示で毎日、怒られてると、クラスの同級生が、授業参観に教えてくれた。息子は過ぎた事を、説明出来ない年齢だった。
★そこまで、怒らなくていい言葉かけ。
「次の勉強が有るから、今すぐ水着片付けてね」
『今すぐ片付けるよ』
以上、片付け完了です。
実際に、家庭訪問の時、言われたけどびっくりし過ぎて、ただ平謝りに、謝って終わりました。
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