感情と行動の分離
(私的な理解と実践後の見解とあらかじめご了承ください)
去った8月2日(土) 沖縄国際大学で受講した、【なかゆくい講座 元気がでるワークショップ】の第3回 『落ち着かない子どもたちへの対応ワークショッツプ~発達障害児への心理教育アプローチから~』を、受講後約1ヶ月半過ぎの感想。私的に消化吸収し実践してみて良かった事。講座中は目から鱗が何枚も落ちた。そのうちのひとつに絞って記録します。
【感情と行動の分離】
子どもの行動から発生する事で、療育者(教師・親など)に現れる自然な感情にながされず、やるべき行動のみ注目し、具体的な行動だけしましょう、双方とも助かるスキル。
【感情のまま対応した場合のデメリット】
1:感情的になった場合、伝えたい事柄が、ぼやけて伝わら無い。
2:双方が感情エネルギーだけ、強調され行動修正が出来なくなる。
3:関係性にストレスが生まれ、子ども学ぶ意欲をなくす原因となりやすい。
4:療育者のストレスが、精神的不健康・身体面の疲労など蓄積されやすい。
5:感情に流されると、指導内容に一貫性がもてなくなる。
6:療育者の子どもに対するマイナスイメージが、強調される
【いままで】
集団行動が苦手な特性の息子の為、自宅で勉強は必須。
私自身に、算数の掛け算九九・漢字書き取り困難など、普段苦手で避けている分野を無理してこなすストレスあり。
息子には、未知の事に取組み難い特性、ふざけた態度やあからさまなやる気ない態度が出てしまう。
私も苦手な事をする苦しみ+先天性両股関節炎の痛みなどにより、いっぱいいっぱいだが、さらに息子の気持ちよく習おうとしない態度に、つい感情が、暴走する事が度々あり。
★感情的に叱っては、落ち込む。→叱られた事で、やる気が無くなる。→翌日勉強をする。→感情的に叱る。→やる気が無くなる。のネガティブサイクルで、思ったほど、成果が上がらない。そんな悪循環を簡単に断ち切ったのが、
【感情と行動を分離】
息子に勉強を教えながら、感情暴走に成る前に、【感情と行動を分離】と思うだけで、すぅ~と冷静になり、やるべき行動だけに集中できた。
息子がASの特性不安感で、固まって動けない場合の声掛けにも活用中。
『僕、○○で心配だからやらない!』
「心配なんだ。気持ちわかるけど、まずは動いてみよう」「心配な気持ちを、そっとして、まずは行動してみよう」など、行動の後押しするのに効果最大級
関連記事