先入観の有無により
【あくまでも私的意見・私的考察の為、予めご了承下さい。なお、特定の団体や特定の個人を批判するものではありません。困り感を持っている子供達と取り巻く大人がより良く生きていけるように考えました】
●モンスターペアレントについて、先入観を持って対応した場合と。。
★先入観を持たずに、アサーティブに対応した場合の違いについて。。
題材はいろいろ有りますが、前回の新聞記事より抜粋する。
『◆親同士が中が悪いので、子供同士を同じクラスにしないで欲しい』で考えてみたいと思います。
●モンスターペアレントと先入観を持った場合。
1.親から『◆』の訴えがある
2.学校は一個人の要求だけ聞くことは出来ないと断る
3.親は頭から拒否されたと頑なに再度訴える
4.学校はなぜ出来ないか理由を説明して収束しようとする
5.親は感情的になり同じ要求を繰り返す
6.学校は出来ない理由が法律的にも、間違っていないと断固とした態度を示す
7.親は本音を言うことなく一方的に拒否されたと思う
8.学校は法律的な対応の準備をしていると安心と思い終了する
★先入観を持たずに、アサーティブに対応した場合
1.親から『◆』の訴えがある
2.学校はなぜ『◆』なのか訴えの本意を聞く
3.親は保育園の時から度々いじめを受けていると言う
4.学校は一般的には一個人の要求だけ聞くことが出来ない事情も説明する
5.親は事情を理解しつつ以前から取組をしてもいじめが無くならないと言う
6.学校は親の要求としてではなく子供の基本的人権を守る為、全体で考えると歩みよりの案を出す
7.親も過去の情報を参考資料として提出してクラス決めは学校に任せる
8.学校は子供たちがより良く学習に取り組めるよう、学年全体や学校全体で考え決める。また、いじめに対する学校全体の意識を標語などで訴えていく。。
あくまでも仮説ですが、先入観を持つと最初から頑な態度で一歩も譲らないとなるような気がしました。断固として断らないといけない場合もあるでしょう。
最終手段で使うべきだと思います。一番に考えて欲しいのは子供の安心・安全な生活だと思います。
最初から本音を要求出来る人だけでは無いと思います。ましては、【語らず察する文化】が以前からあって要求の伝え方が、下手な国民性はまだ強く残っていると思います。
それでも、【モンスターペアレント】っという言葉を使うことを、許しておきますか?。
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