発達障害児と学校

ちょいな母

2008年07月18日 20:25

アスペっ子の息子は、進級した3ヶ月は不安の為、独特なこだわり行動が強くでる。
その行動は、同じ集団行動を強要される教室でかなり浮くし、【皆と同じを良し】とする場合、
かなり迷惑だろう。私でさえアスペの事を理解するまでは、授業参観に行く度に、
何度もその場でメーゴーサーしよう(プンプン)と、思った事か、数知れない。

授業参観後、自宅でガミガミ怒られるのも毎回のパターンだった。
ガミガミする私に、夫が言った『そんなにひどいはず無いよ。怒りすぎ、もう終わって!。』
実際の状況を見てもらおうと、授業参観を代わってもらった。
帰宅後の夫も息子に思わずガミガミ。そして、『ごめん、君の気持ち・かなり解ったよ。』

発達障害児支援法が出来て数年経過だが、現場の先生方への周知徹底は薄い。
友人に小、中、高の先生がいるが、発達障害児支援法の名前だけ知っている場合がほとんどだ。
ころころ変る政府の指導要項や指導概念に振回され、現場事務の書類提出の多忙さに疲れきっている。
本来なら人間の教育は、数字で表せないはずだが、現状の教師達は、数字で全て管理されているようだ。
本読み数、テスト平均点、授業達成度(○パーセント)、教科毎の授業進行数など全て数字管理。
キチキチで、生徒と触合う時間が少なく寂しい思いをしているのも現場の先生方だと思う。
手間や時間を、かけて指導しても、提出する数字的には努力数は見えなくて先生の管理能力不足と評価されてしまう。
それを、言葉に出す友人は一人もいないが、雰囲気で大変そうなのが良く解る。
全体の達成度や達成期日、達成時間の関係で、発達障害児童は、かなり迷惑な存在だと理解できる。
理解は出来るが、排除する様な迷惑扱いは、受け入れられないのが、本音です。

以前『こだわりにこだわらない』の講演:東京の特別支援学校の妹尾豊広先生の講演会行きました。
特別支援学校では、実際の現場に支援法の概念や実際の対処法など周知されているようだった。
少ない生徒数で、先生方の連携プレイは当たり前との話もあったので、複雑な気持ちだった。
今、義務で行かせている学校は、私の間違った選択で行かせているのでは・・?????。
現在は軽度発達障害のボーダー児は、特別支援学校に入学できないらしいけど・・通常校では、浮くし;;;;;;。

★自宅で何とかやるしかないのが、実際の現状だと思い知らさせる日々です。
 教科課程を取って無くても、自学で教師みたいな日々に疲れ気味な時期もあった。
 十年後の息子の事を、思って最近は少し慣れてきたかなぁ~。
 本音は、本職のプロフェッショナルに指導してもらいたい。
 特性があるから塾を探すも、かなり難しいかもね
 母は、ネガティブな気持ちに負けないぞ~。




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