アスペルガー症候群とは
ASとは、対人的孤立とこだわりから構成される症候群です。
早期言語発達の遅れは無く、知能指数IQは、正常範囲で発達障害とは、解りにくい。
ASの原因として、脳の中の扁桃体が、必要以上に働いている為か、【不安】がかなり強い。
その【不安】を解消する為、脳を守ろうと防衛反応が起き、不安解消行動を、自然にとってしまう。
【対人関係の問題行動】
1:集団が苦手、その中に入るには、恐怖感や不安感が強くなる。
2:集団の中で、『自分の居場所が無い』と思い込み不安が強い。
3:集団で一緒に行動することが苦手。
4:雰囲気を読んでの、暗黙のルールが、解らない。
5:人を傷つけるような言葉を、正直に又、正確に言ってしまう。
6:自分が好きな特定分野は、学者なみの知識を、苦労せず記憶出来る。
7:相手が興味ない事でも、得意分野のことを、こと細かく一方的に話す。
8:曖昧な表現では解りにくい。『きちんと』『できるだけ』『いつものように』『適当に』『そこらへん』など言われると混乱する。
9:社会通念・ルールを、具体的に教えると、真面目に守ろうとする。
10:人に笑われると、過敏過ぎるほど嫌がる。
11:音や光にも、過敏に反応する。
【こだわり】
1:特定なものへ強い興味・関心。
2:独自の思い込みが強い。
3:予め決まったスケジュールを頑なに守る。
4:行事などで、時間割が変わると、不安で対応し難い。
5:予測して居ない事は受け入れられない。
6:初めての場所・行動で融通がきかない。
7:ふだんの行動以外で不安に成ると、『いつ終わる』としつこく・ひんぱんに聞く。
8:興味の幅が偏り、優れた記憶力となって表れる場合がある。
9:興味への知識欲が高い為、大人を質問攻めにする。
★息子も言葉を覚え始めた頃から、『これは』『なんで』『なんね』と同じことを質問攻め。
いまだに、『どんな意味』『どうして』『なぜ』『どんな事』『なんで』など、命に関わっる位の真剣さで知りたがる。
まあ、興味の対象が、独自の好きなことなので、親の知識では満足できない。そこで専門書が役に立つのかも。
そんな息子の知識欲を上手く活かせれば、何かの道でご飯を食べられる大人に成れると思うけど。
ただ、特性上の行動に、対応出来る大人は、今のところ両親と今の担任教師のみかも。
知識的には、親はそろそろ??になりそう、何か手だてを探そうかな♪。
(不安解消行動を、容認可能行動へ置きかえ特訓中)
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